世の中には
量より質を求めたほうが良い!
いやいや、量こなしてから質でしょ!
などと、様々な意見があると思います。
今回は、「質と量のどちらを重視したら良いのか」を説明します。
最初は量をこなしましょう
何かをはじめるとき、あなたがそれを上手く出来るとは限りません。
というか、上手く出来るまで量をこなすのが普通です。
最初に質を求めてしまうと、それは「失敗を受け入れない」ことにつながってしまいます。
結果として、失敗を恐れて何も動けない状態に陥ってしまいます。
どんな人にも下積み時代はある
成功を収めたひとは、あることをきっかけに成功したのではありません。
それまでに積み上げた努力が一定量に達したからなのです。
この一定量というのは抽象的で申し訳ないのですが、努力を続けているうちに、いずれやってくるものだと思ってください。
ひたすらに積み上げていくことで、初めて質の良いものが出来上がります。
量は努力、質は結果である
量は努力、質は結果というように考えると分かりやすいのではないでしょうか。
量をこなすというのは、すなわち努力です。
質というのは、すなわち量の分の結果を表しています。
同じ努力でも才能で負ける?
「努力を続けていれば、結果はついてきます」
というようなアドバイスをすると、
同じ努力をしても、結局才能の差で負けるんだよ
と嘆く方がいます。たしかに結果としては負けることもあるかもしれません。
しかしそれは、才能の分負けただけであって、努力の分の経験値は全く同じです。
ということは、他の分野であれば勝てる可能性があるのです。
芸人の猫ひろしさんはその例ですね。
彼は、競争が激しい日本で、マラソンのオリンピック選手になることは厳しいと分かっていました。
そこで、比較的競争率の低いカンボジアに国籍を移して、オリンピックに出ました。
私は「他の分野」と表現しましたが、彼のように「他の国」という考え方もアリです。
このへんはいくらでも応用が効きますね。