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SCP財団とは?本当にある組織なの?

AMERICAS

インターネット上で度々、SCPという文字を見かけたことがあるかもしれません。

けれども、SCPについてよくわからないまま過ごしてきたという人も、いますよね?

当記事では、SCPについて本当に初心者の方向けに解説します。

SCP財団とは

はじめに、このSCP財団は、フィクションであることを前提に言っておきます。

しかし、まれに現実世界でもSCPと同じ現象が見られる場合があります。

怪奇の創作

SCP財団がインターネット上にある主な目的は、怪奇を創作し、それをみんなで観て楽しむということです。

ある意味、大喜利と近い存在ですが、SCPはある程度のリアリティを求めます。現実にありそうでないものを創作することが、多くのSCPの特徴です。

財団と言ってますが、実際は趣味で作られた一般人によるコミュニティです。なかには軍関係者もいたりするかもしれませんが。笑

財団の理念と使命

以下はSCP財団のHPから引用したものです。

財団は異常な物品、存在、現象を封じ抑え込むことを任務として、秘密裏かつ世界規模での活動を行っています。それらの異常存在は世界の安全に対する重大な脅威であり、財団の活動は主要各国の政府から委任され、管轄権を越える権限を認められたものです。

あくまで財団の活動は、財団関係者以外には秘密です。関係者以外がSCPに関して興味を示した場合は、「カバーストーリー」と呼ばれるものを話し、納得させることがあります。

財団の活動は正常性を維持するためのものであり、世界中の一般市民が異常に対する恐怖や疑念を抱くことなく日常を生きることができるよう、地球外、異次元、その他の超常的存在が及ぼす影響からの人類の独立を維持します。

SCPは異常な存在です。それらから一般市民を守るためにSCP財団は存在します。

SCP財団の任務は以下の3つの要素からなります。

確保(Secure)

財団は異常存在が一般市民や対抗組織の手に落ちることを防ぐため、広域に渡る監視活動と通信傍受を通じ、可能な限り早期に異常存在を確保します。

収容(Contain)

財団は異常存在の影響が拡散することを防ぐため、あるいはそれらに関する知識が公衆に流布されるのを防ぎもみ消すため、移送、隠蔽、分解などにより異常存在を収容します。

保護(Protect)

財団は異常存在の影響から人類を保護するとともに、それら異常存在の性質と挙動を完全に理解する、あるいはそれらに基づいた新しい科学的理論が考案される時が来るまで、そうした異常存在を保護します。財団が異常存在の無力化・破壊を行うのは最後の手段であり、その異常存在を収容し続けることがあまりに危険すぎると判断した場合に限られた選択肢です。

人間の脅威になるものは、できるだけ排除したいものですが、SCP財団では基本的に保護を目的としています。

SCPの楽しみ方

SCPには「特別収容プロトコル」が与えられ、それらのデータベースはSCP財団のHPで確認することができます。

しかし、私はYouTubeでSCPの紹介動画を視聴することをおすすめします。SCPは視覚的に理解したほうが面白いと思うので。

SCPのデータベースは一般人でも分かりやすい説明がありますが、検証が途中で終わり、考察を要することがあります。それもまた、SCPを楽しむ一つの要素です。

YouTubeをおすすめしたのも、コメント欄で他者の考察を見ることができるという楽しみが増えるからでもあります。