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Cities Skylines:交差点をアップグレードする方法

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こんにちは、市長の皆さん。Cities Skylinesでは一つの交差点が完成した当初よりも需要が増し、その交差点が受け入れられる交通量を上回ることがあります。結果としてそのような交差点はあなたの都市に深刻な交通渋滞を引き起こします。

Cities Skylinesをプレイする上での魅力の一つとして、既に完成した交差点はそのままにしておくのではなく、必要に応じて修正や大規模な再開発を行うことが出来ます。その間はあなたの都市の発展が停滞してしまいますが、代わりに質と愛着が向上します。どのような方法があるのか見てみましょう。

ラウンドアバウトには多くの選択肢がある

4方向の十字形の交差点に渋滞を改善する余地はあまり残されていませんが、ラウンドアバウト型の交差点はそうではありません。ラウンドアバウトに使用する一方向道路には様々なバリエーションがあり、使う道路によってAIの挙動も変化します。ラウンドアバウトの形はあなた好みにカスタマイズすることが出来ます。

需要があるラウンドアバウト

これは私の都市にあるダウンタウンの交差点です。ここは開発した当初からラウンドアバウトを前提にしたレイアウトにしていましたが、次第に需要が増してラッシュアワーには渋滞するようになりました。原因は都市を広範囲に拡大したからです。新しい地区と旧市街を結ぶ主要道路がこの交差点に集結しています。

一方向道路の車線に注目してください。4車線と2車線の道路が交互に配置されています。これは4車線道路の3車線は確実に市民が使用するためです。ラウンドアバウトの最も内側の車線は緊急車両が気まぐれで使います。このような配置では2車線の部分が問題になります。出来るなら車線数を増やしたいですが、そうすると4車線道路の部分で市民が2車線もしくは1車線にしか興味を示さなくなります。

上の画像は私が修正を加えた同じ交差点です。ご覧の通り、ラウンドアバウトの形を楕円に変更しました。ラウンドアバウトにある2車線の一方通行道路は問題だと前述しましたが、実は道路の角度が変わっただけで種類は変えていません。ラウンドアバウトが楕円になったことでより多くの車両がラウンドアバウトに進入できるようになり、周辺のフローが改善されたのです。

またラウンドアバウトに繋がる主要道路のトンネルは廃止しました。現実では交差点とトンネルが近すぎると事故を誘発します。もちろん私はそこまでリアリティを求めてゲームをプレイしているわけではありません。本当の理由はトンネルがない方が見た目が好みであることと、都市を探索するときにトンネルは通れないからです。

これは更に改善された交差点の画像です。画像中央にある石垣が見えますか?そのあたりにFootpathと呼ばれる歩行者用道路があるはずです。改善される前は歩行者のフローをラウンドアバウトに集めないようにするために地下のFootpathを開通していました。しかし治安の悪化を憂慮するなら何か他の方法を探すべきだと考えました。そこで児童保健センターの裏側から4車線道路の橋を経由し、スカイスクレイパーまで繋がる歩行者のためのルートを設けました。

高速道路のインターチェンジ

高速道路のインターチェンジは比較的簡単に考えることが出来ます。なぜならCities Skylinesの高速道路のほとんどは一方向道路で制御するのが容易だからです。意識すべきなのは高速道路の分岐を近づけすぎないことだけです。

平面インターチェンジの限界

Cities Skylines:渋滞を起こさない道路をつくる方法」で紹介したこのインターチェンジは問題がなさそうに見えますが、都市の端にある高速道路に繋げた影響で交通量が馬鹿げているほど増加しました。2つの方向へ向かう車両が交差する平面インターチェンジではもはや対応することが出来ません。改善策としてトランペット型のインターチェンジは悪くありませんが、この機会を利用して元のレイアウトに近い立体交差を建設することに決めました。

高速道路の立体交差は3段階以上の高さになると大げさで景観を損ねるため好きではありません。しかし地面よりも低い場所にランプを配置することでインターチェンジのほとんどの部分が隠れて自然環境と上手く調和しているように見せることが出来ます。

元々ラウンドアバウトに似たような平面インターチェンジが設置されていたため、少し窮屈な立体交差になりました。高速道路の本線を2つのランプでサンドウィッチにしなかった理由を説明しましょう。ランプに比べて幅が広い本線の頭上にランプを建設しようとすると、橋脚の都合でランプの円周をより長くする必要があるからです。出来るだけインターチェンジを目立たなくするのに、ランプを必要以上に長くするべきではありません。

革命的なインターチェンジ

十分な土地さえ確保できればトランペットインターチェンジは優秀です。これほど完璧なインターチェンジのレイアウトは他に例を挙げるのが難しいでしょう。ランプの分岐は入口と出口ともに十分な距離がありますし、忙しいレーンや危険な合流地点もありません。

嬉しいことにコストの点でもトランペットは美しい音色を奏でます。立体交差の場所は一箇所のみです。Cities Skylinesでは方向によって高速道路が分かれているため厳密には2つですが、それでも建設費と維持費を抑えるのに大きく貢献しています。効率を考えるならトランペットインターチェンジ以外は作りたくありません。