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WH-1000XM4を使い始めて6ヶ月経過した感想【ソニー】

TECH

こんにちは、ゲイル(@galenomad)です。

ヘッドフォンのWH-1000XM4を購入して半年経った人の感想を聞きたい。良かった点や不満な点はあるの?

 

今回は、このような悩みに答えます。

長いので、以下の通りに名称を省略します。
「WH-1000XM4」→「XM4」
「WH-1000XM5」→「XM5」

私がXM4を購入してから6ヶ月が経過し、その間にXM5もデビューしました。XM5という魅力的な選択肢が増えた中で「まだXM4は買う価値がある」と言い切れるのでしょうか?

この記事では、私が思うXM4の良い点や不満な点を洗い出し、その理由を説明します。あなたがXM4の購入を検討する際の参考になれば幸いです。

 

WH-1000XM4を使い始めて6ヶ月経過した感想

良かった点

  • ノイズキャンセリングが素晴らしい
  • 長時間使用でも疲れない
  • MacBookにも瞬間接続
  • 丁寧につくられた専用ケース

良かった点は上記の通りです。以下に詳しく説明します。

ノイズキャンセリングが素晴らしい

Sonyのノイズキャンセリング技術が音楽業界で優れていることはよく知られていますが、XM4も例外ではありません。

ノイズキャンセリングの素晴らしいところは「音量を上げずに済む」ということです。周囲の雑音を消してくれるので、小さな音量でも十分に聞こえます。その結果、音漏れを防いだり、耳の健康を保つ効果があるわけです。

XM4は人の大きな声を苦手としています。反対に得意なのはエンジン音です。飛行機やバスなどの鬱陶しい雑音から解放され、何かに集中したり、眠るには適しています。

長時間使用でも疲れない

作業や睡眠の邪魔をしないためには、長時間つけていても快適なヘッドフォンが必要です。XM4の場合、その希望を叶えてくれました。

まず、イヤーパッドには非常に柔らかい感触のクッションがついています。頭頂部に当たる部分には、イヤーパッドより硬めのクッションがあります。


↑XM4は上質なクッションがついている

私は作業をするとき、PCメガネをかけた上にXM4を装着しています。メガネとヘッドフォンの相性が悪いと頭が痛くなる恐れがありますが、私は問題ありませんでした。

3時間以上に及ぶ作業でも、XM4なら頭や耳を締め付けられる心配がありません。前述したノイズキャンセリングを利用して音量を控えめにすると、なお良いでしょう。

MacBookに瞬間接続

SonyとAppleは今や業界のライバルです。私がXM4を購入した当初「ライバル社のPCにちゃんと接続するのかな」と少し心配していましたが、心配は要らなかったようです。

一度MacBookとXM4をペアリングすることで、次回以降はXM4の電源をつけた瞬間にMacBookを発見し、自動接続されます。

自動接続は今の時代だと当たり前ですが、相性が悪い製品だとスムーズに接続されず、ストレスが溜まります。

丁寧につくられた専用ケース

XM4の専用ケースはとても考えられています。「サイズ・質感・機能」これらのどれも素晴らしく、間違いなく史上最高のヘッドフォンケースと言えます。

ご覧のように、XM4は折りたたむことが出来るため、ケースも可能な限りコンパクトに収められています。小物が入った仕切りには、下記のものが入っています。

  • 有線接続用のケーブル
  • 飛行機で映画を観るときの変換プラグ
  • USB-Cケーブル(後述します)

サイズはOALD(英英辞典)にちょうど収まる大きさ。「できるだけ荷物を減らしたいが、ヘッドフォンは持っていきたい」という場合でも、荷物に含めるのに躊躇しないサイズです。

気に入らなかった点

  • 付属のケーブルが短すぎる
  • Speak-to-Chatは倫理的に使えない
  • タッチセンサーが鈍感

私は「完璧な製品は存在しない」と考えています。XM4も同様に、ネガティブなポイントを探せば楽に見つかります。以下に詳しく説明します。

付属のケーブルが短すぎる

商品説明によると、付属の充電ケーブルは「20cm」となっています。私もこのケーブルを使ってXM4を充電してみましたが、これは極めて実用的ではありません。

もしXM4を購入するなら、以下のような「長めのUSB-Cケーブル」を追加で購入すると良いでしょう。20cmでは、充電できる場所に制限がかかってしまいます。

Speak-to-Chatは倫理的に使えない

まずは、以下の動画をご覧ください。

未来人はこれが普通なのかもしれませんが、私にとっては、ヘッドフォンをしたまま人に話しかけるのは馬鹿げています。正直に言って、無礼だと思います。

これがイヤフォンであれば話は別です。実際、イヤフォン型の補聴器をつけた高齢者や障がい者の方がいますからね。しかし、ヘッドフォンでは理解が得られない可能性が高いです。

あくまで「現時点での話」なので、同様の機能を使う人々が増えれば、ヘッドフォンをしたまま人と話しても失礼ではないという認識が広がるかもしれません。

タッチセンサーが鈍感

XM4の右耳側には「タッチセンサーコントロールパネル」があります。これは指でタッチしたりスライドするだけで簡単な操作ができるという機能です。

しかし残念なことに、XM4のタッチセンサーは非常に不安定です。私はこれまで6ヶ月間XM4を使用してきましたが、タッチセンサーはオフにしています。理由は簡単で、ストレスが溜まるからです。

タッチセンサーによって簡単に操作ができるのは良いですが、不安定なので素直に再生機器側で各種操作を行うことをおすすめします。

お知らせ:XM4の海外版とは?

AmazonにはWH-1000XM4の海外版が販売されています。これについて、詳しくは「【違いは?】海外版のWH-1000XM4を買っても問題ない理由【ソニー】」をご覧ください。