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Wera Tool-Check PLUS:買う価値はあるのか?

TECH

工具は様々な種類があり、本来であれば目的別に工具を一つずつ買い揃える必要がありますが、それは面倒だと思う人も中にはいるでしょう。私を含めてそのような人々が行き着く先がビットラチェットセットです。

WeraのセットはBoschやTone、Bahcoのものよりも高価です。ご存知のように、無駄に高い工具を買うことは賢い選択ではありませんが、Weraがつくるビットラチェットセットは高価であることに理由があります。

最初に結論を言うと、Wera Tool-Check PLUSは値段に見合う製品です。何があなたを満足させるのか、一緒に見ていきましょう。

頑丈なラチェット

ラチェットは過度な負荷をかけると簡単に壊れてしまい、ビットラチェットセットに含まれるような小さいラチェットはなおさら壊れやすいです。ところが、Weraのラチェットは65Nmまで耐えることができます。私はBahcoのミニラチェットも持っていましたが、数ヶ月も経たないうちに壊れてしまいました。このことから言えるのは、ラチェットの耐久性は軽視できないということです。

Weraのラチェットは60枚の歯を備えたギアがあるため、狭く限られた場所で作業するのに適しています。回転方向の切り替えは小さなレバーで簡単に行えます。また、ヘッド部分のサムホイールを親指で回すことで、片手で素早くネジを締めることが可能です。

ビットとソケット

  • Adaptor 1/4″ × 25mm
  • HMA Zyklop 1/4″ socket (5.5mm, 6, 7, 8, 10, 12, 13)
  • TZ bits (PH1, 2, 3)
  • TH bits (PZ1, 2, 3)
  • TZ TORX bits (TX10, 15, 20, 25, 30, 40)
  • Z TORX BO bits with bore hole (TX10, 15, 20, 25, 30)
  • Z bits (3mm, 4, 5, 6, 8)
  • TZ bits (1 × 5.5 × 25mm)

上記がWera Tool-Check PLUSに含まれるビットとソケットです。(一部は複数個)

“Adaptor 1/4″ × 25mm” はソケットを取り付ける際に使用するアダプターです。”Z bits” は六角のビットを意味し、”TZ bits (1 × 5.5 × 25mm)” はマイナスのビットを意味します。

ビットとソケットのバラエティは類似製品の中でも常軌を逸しています。全てを使う状況はまずないため、よく使うものだけを持ち歩くと混乱せずに済みます。また幸いなことに、全てのビットとソケットはWera製のインパクトドライバーであれば併用することができます。

Kraftform Handle

ドライバーとして使用するためのハンドルです。ラチェット機構はありません。Kraftform HandleはWeraが誇る技術で、人間の手が製品のデザインを決定づけるべきという考え方に基づいています。

実際に握ると分かりますが、これは単なるビットラチェットセットのおまけではありません。品質が優れているため、積極的に使用するべきです。たとえ小さくても握りやすければ何も問題はなく、なくしやすいことを除けば完璧です。

Rapidaptor Holder

このビットホルダーは片手で素早くビットを交換するためのものです。一度ビットを取り付けると、無理に引っ張ってもビットが外れることはありません。外すときはスリーブを前方に押すことでロックが解除されます。

さて、Wera Tool-Check PLUSは3つのツールと、ビットやソケットで構成されていることが分かりました。3つのツールはどのように組み合わせることができるのか整理してみましょう。

  1. ラチェット + ビット
  2. ラチェット + ビットホルダー + ビット
  3. ハンドル + ビット
  4. ハンドル + ビットホルダー + ビット

全部で4通りの組み合わせがあります。私が推奨するのは4番目の組み合わせです。ハンドルとビットだけでは少し短いため、ビットホルダーを挟むと見栄えがよくなりますし、ビットだけがネジに取り残されることが無くなります。

2番目の組み合わせは微妙です。ラチェット機構とビットホルダーの恩恵を受けられるというメリットがありますが、L字であるためネジに力が伝わりにくいです。よほど特殊な状況でない限りは、4番目の組み合わせで代用できるでしょう。

どんな人に向いている?

Wera Tool-Check PLUSは毎日のように使う人に向いています。あなたが仕事で限られたスペースの中でネジを締めたり緩めたりしなければならなかったり、あるいは自動車や二輪をメンテナンスするのが趣味なら、購入するべきです。

もし年に1、2回しか出番がないと予想する場合は、もっと安いセットで十分かもしれません。参考までに、下記に安いビットラチェットセットの一覧を並べておきます。Weraのものと比べると品質は少し劣りますが、非常用として保管すると頼りになるでしょう。

総合的にはとても満足しています。必要な部品に素早くアクセスすることができ、収納の仕方も非常に凝っていて合理的です。ラチェットやハンドルは人間の手に馴染み、金属部分の質感は物欲をくすぐります。Weraシリーズのスターターキットとして、または一生付き合える工具に初めて手を出す場合に最適な製品です。