もしあなたがインディーポップを好きだと自覚しているなら、そのジャンルに相応しい歌手「Ber」をおすすめします。この記事では、彼女に関する基本的な情報から、ちょっとした裏話まで広く紹介します。
Prime会員の方へ
Amazon Prime会員の方は「Amazon Music Unlimited」をお得に利用することができます。詳しくは下のボタンからチェックしてみてくださいね。
Berはどんな人?
View this post on Instagram
名前 | Berit Dybing |
ナショナリティ | アメリカ |
出生地 | Walker, MN |
出身大学 | リーズ音楽院 |
Berはミネソタ州のシンガーソングライターで、アメリカ人です。 ところが、彼女は成人期の多くをイギリスで過ごしたため、普通のアメリカ人よりイギリスを理解しています。
イギリスに4年ほど留学
ミネソタ州の小さな町で生まれたBerですが、高校を卒業してからノルウェーに1年留学した後、イギリスのリーズ音楽院で4年間音楽について学びました。
Berのアイデンティティには、イギリスで過ごした4年が多少なりとも影響を及ぼしています。彼女は結果的にイギリスが大好きで、帰国後のインタビューでは以下のようなことを述べています。
イギリス人の乾いたユーモアと皮肉が恋しい。一般的に彼らは(アメリカ人と比べ)少し悲観的で現実的なだけで、どちらも表裏一体だと思う。
名前の由来
Berというアーティスト名は少し奇妙に聞こえますが、その理由は彼女の名前(Berit)からとったニックネームであるためです。このニックネームは最初に彼女の両親が呼び始めました。
Berの親しい友人も「Ber」と呼ぶので、ミュージシャンとして彼女が名前を呼ばれるときは「誰もが親友のように感じる」のだそうです。嬉しい誤算ですね。
帰国からレコード契約まで
2020年にリーズを去ってアメリカに帰国した後、TikTokで作曲した曲を投稿するようになりました。一方で、当時はお金がないせいで叔父の家の地下室に住んで2つのアルバイトを掛け持ちしていました。
それから徐々にTikTokの投稿が話題を呼び、ついにレコード契約までこぎつけました。Berはソーシャルメディアから夢を叶えた、現代らしいアーティストです。
Berの音楽性
Berの音楽性がよく表れているのが2作目のEPである「Halfway」です。これは2010年代のインディーミュージックの影響を受けたものです。ぜひ上の埋め込みから試聴してみてください。
Berの音楽的な才能については既に評価されはじめていて、例えば彼女のSpotifyの月間リスナーは170万人近くにのぼります。(2023年3月時点)
Berのジャンルを知るきっかけ
Berが自身の曲が「インディーポップ」に分類されることを知ったのはSpotifyの影響でした。つまり、SpotifyがBerの曲を「インディーポップ」のプレイリストにまとめるまで、彼女は自身の曲がどのようなジャンルにあたるのか分からなかったということです。
確かに音楽のジャンルは人によって基準が曖昧で、音楽プラットフォームにアップロードされてはじめてジャンルが確立することもあるのかもしれません。
Berが影響を受けた人物
ここでは、サウンド部門と歌詞部門に分けて紹介します。
サウンド部門
- Lennon Stella
- Adam Melchor
- Fleetwood Mac
- Maggie Rogers
- Berの親友たち
Berは上記のような愛するアーティストからの影響を受けているのはもちろんですが、彼女と共に仕事をしていた親友たちからもインスピレーションを得ていると言います。
きっと楽しい作曲&レコーディングだったはず
歌詞部門
- Taylor Swift
- Julia Michaels
Berは「とても正直な歌詞が大好き。アーティストが私に話しかけてくれる感じが好きで、それは常に作詞しているときの目標だった」と語っています。上記の二人は彼女にとっての憧れです。
Sigridと一緒にツアーを経験
2022年10月にミネアポリスで行われたSigridのライブのスペシャルゲストとしてBerが参加しました。Sigridも同様に人気が右肩上がりのミュージシャンです。
BerはSigridの大ファンでもあるので、そのライブで得られた経験は決して乏しいものではありませんでした。ちなみに、Sigridは以前に「【2022】私が好きな洋楽Popミュージック15選」にて紹介しています。
Prime会員の方へ
Amazon Prime会員の方は「Amazon Music Unlimited」をお得に利用することができます。詳しくは下のボタンからチェックしてみてくださいね。