12月6日の無料アップデートで、2021年シーズンのF2が利用可能になりました。
また、今回のアップデートでは、以下の内容が追加されます。
- F2 2021シーズンの追加
- チームメイトとピットが重なったときの時間を短縮
- ポルティマオのT1とT14のトラックリミットを調整
今回は、目玉である「F2 2021シーズン」について紹介します。
F2 2021シーズンの追加について
F1 2021ではこれまで、2020年のF2シーズンは収録されていましたが、2021年シーズンの収録はまだでした。
2020年と2021年シーズンのF2は、ただドライバーが異なるだけではありません。
以下に、異なる点を挙げます。
- レースフォーマット
- カレンダー
- チームとドライバー
大きく変更された点としては「レースフォーマット」ですね。
それぞれ順に解説していきます。
レースフォーマット
レースフォーマットとは、簡単に言えば、レースが行われる週末のスケジュールのことです。「何曜日に何が行われるのか」というスケジュールが2021年に変更されました。
もちろんF1 2021公式ゲームでも実際のF2のレースフォーマットが適用されます。
まずは、2020年のレースフォーマットから見ていきましょう。
2020年のレースフォーマット
午前 | 午後 | |
金曜日 | フリー走行 | 予選 |
土曜日 | フューチャーレース | |
日曜日 | スプリントレース |
レースは土曜日と日曜日に1回ずつというのが従来のフォーマットでした。
2021年のレースフォーマット
午前 | 午後 | |
金曜日 | フリー走行 | 予選 |
土曜日 | スプリントレース1 | スプリントレース2 |
日曜日 | フューチャーレース | なし |
2020年との最大の違いは、「全部で3回のレースを行う」ということです。
なぜレースが1回増えたの?
土曜日にレースが1回増えたのは、年間ラウンド数が減ったからです。
2021年のF2は、コスト削減のために年間ラウンド数が減らされました。年間ラウンド数が減った分、レースの数を補填するために、レース週末のレースが1回増えたのです。
しかし、これにはF2のチームやドライバーから不満が相次ぎました。なぜなら、レースとレースの間が空いてしまうからです。場合によっては2ヶ月以上空いてしまうこともあり、いくらなんでも長すぎました。
これを受けて、2022年からは2020年までの2レース制に回帰するそうですよ。
カレンダー
新たなサーキットでの開催もあり、カレンダーも大きく変更されています。
2020年のカレンダー
- レッドブル・リンク
- レッドブル・リンク
- ハンガロリンク
- シルバーストン
- シルバーストン
- カタルーニャ
- スパ・フランコルシャン
- モンツァ
- ムジェロ
- ソチ
- バーレーン
- バーレーン
2020年のF2は全部で12戦でした。COVID-19の影響で開催できない国が出てきたので、同じサーキットが2週続けて開催しているのが特徴です。
今となっては、ムジェロでのF2開催は貴重だったかもしれません。
2021年のカレンダー
- バーレーン
- モナコ
- バクー
- シルバーストン
- モンツァ
- ソチ
- ジェッダ
- ヤス・マリーナ
2021年のF2は全部で8戦でした。先述の通り、年間ラウンド数が少ない分、レース週末のレースが1回多くなっています。
初開催のジェッダに関しては、11月のアップデートで追加されました。詳しくは「【F1 2021】新しいサーキットDLCはいつ配信される?トルコは追加される?」をご覧ください。
チームとドライバー
2020年のチームとドライバーは以下の通りです。
2021年のチームとドライバーは以下の通りです。