F1で頻繁に見かける、ウィル・バクストンという人物をご存知でしょうか?
彼はF1をはじめ、モータースポーツのジャーナリストして広く活動しています。
Absolutely loved my first Le Mans. Exhilarating, exhausting and emotional. With tremendous thanks to the entire paddock, who welcomed my team and I with open arms. One of the best weeks of my life. I’m hooked. pic.twitter.com/6knjkA6gBp
— Will Buxton (@wbuxtonofficial) August 23, 2021
今回は、そんなウィル・バクストンの詳細について解説していきます。
ウィル・バクストンについて
概要
ウィル・バクストンは、イギリスのF1デジタルプレゼンター(番組司会者)兼、リバティメディアで働くリポーターです。
※リバティメディアはF1の興行権を買収したアメリカの企業
年齢
ウィル・バクストンは2021年で41歳になります。
彼は1981年の2月14日にイングランドのポーツマスで生まれました。
身長
ウィル・バクストンの身長は5フィート8インチ、つまり176cmです。
イギリス人男性の平均身長は178cmですので、平均的であると言えます。
しかし、同僚と比べると彼の身長が低く感じられるのは否めません。
ちなみに、右横にいる女性はロザンナ・テナントといって、188cmあります。
学歴
ウィル・バクストンはイギリスの名門、キングズ・スクールに通い、ウスター大聖堂の聖歌隊員を務めました。
また、以下の学校に通っていました。
- ロードワンズワース・カレッジ(英ラグビー選手輩出で有名)
- リーズ大学(2名のノーベル賞受賞者を輩出した名門)
育ち
ウィル・バクストンはポーツマスで生まれたとご紹介しましたが、実際に育ったのはウスターシャー州モルバーンです。
モルバーンはバーミンガムの南西に位置する地域ですね。
奥様
ウィル・バクストンは2018年にヴィクトリア・ヘリアーと結婚しています。
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彼女はフォースインディア(現アストンマーティン)のマーケティングに携わるレース関係者でした。
その証拠に、セルジオ・ペレスと話す写真があります。
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また、2020年、二人の間には一人の命が誕生しています。
財産
ウィル・バクストンの純資産は100万ドルから500万ドルの間と推定されています。
彼の主な収入源は、モータースポーツの番組司会者としての収入です。
かなりのお金持ちですが、彼自身、質素な暮らしを望んでいます。
経歴
2002年にオフィシャルFormula 1マガジンに携わり、2004年2月までスタッフライターを務めていました。その後、2005年にGP2シリーズの報道担当となり、後にコミュニケーションディレクターに昇進しました。
コミュニケーションディレクターとは
書面によるプレスリリースから公開イベントでのスピーチまで、あらゆる場面でのコミュニケーションの専門家を指します。
さて、彼の経歴に話を戻します。
- 2008年、GPweekバーチャルマガジンの編集者
- 2009年、GP2シリーズとGP2アジアシリーズのライブ解説
- 2010年、Fox Sportsが所有するモータースポーツチャンネル、「Speed」のF1ピットレポーターとして活動
しかし、「Speed」は2012年の終わりにF1の放送権利を失い、NBC Sportsに移ったので、彼はそこに移籍しました。
THANK YOU @thebuxtonblog and @Jason_A_Swales!! #F1onNBC #AbuDhabiGP pic.twitter.com/IrOjmOhFfQ
— Motorsports on NBC (@MotorsportsNBC) November 26, 2017
上記のツイートは、ウィル・バクストンがNBCに別れを告げたときです。
そして、2018年に彼はF1公式デジタルプレゼンターとして、F1とより密接に関わるようになります。
2019・2020・2021年には、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「Drive to Survive」に出演し、それぞれ前の年のF1について意見を述べました。
2022年に公開予定のシーズン4ですが、過去3年間はウィル・バクストンが出演していたことから、シーズン4も彼が出演する可能性は高いです。
2022-03-14 追記:予想通り、シーズン4も彼は出演していました。笑
著書
2019年にはウィル・バクストンの著書が発売されました。
この本はF1・インディーカー・NASCAR・ルマン・ラリーの偉大な20人のドライバーにインタビューし、それに彼なりの洞察を加えたものになっています。
長年、世界中のモータースポーツに携わってきたからこそ執筆できる内容になっており、F1ファンのみならず、世界中のモータースポーツファンにおすすめしたい一冊です。
日本語版は残念ながらありませんが、英語を多少読める方は確認してみるといいかもしれません。