F1 2021から新しく追加されたモードの一つが、ブレーキングポイントです。
このモードは具体的にどういったものなのか、実際にプレイした私が解説します。
ブレーキングポイントとは
このモードは、ルーキー・ベテランチームメイト・ライバルの3人の間で繰り広げられるストーリーです。
基本的にはレースをして好結果を出すことが目標であり、目標に達せないと失敗となり、リトライしなければなりません。
F1 2019のキャリアモードに近い
F1 2019のキャリアモードでは、F2のキャリアから始めると、二人のライバルと同時にF1へ昇格するというストーリーが待っていました。
F1 2021ではブレーキングポイントがこれに当たり、ライバルとのいざこざを経て、自身のキャリアを進めていくモードです。
ただし、F1 2019では比較的良い奴(ウェーバー)と比較的悪い奴(バトラー)がライバルだったのに対し、F1 2021では架空のルーキー、ベテランドライバーと悪い奴(バトラー)がライバルになります。
ウェーバーはどこへ行ったのでしょう?
チームは5つから選べる
ブレーキングポイントを始めるときは、5つのチームから選ぶことになります。
- アルファタウリ(ホンダ)
- アストンマーティン(メルセデス)
- アルファロメオ(フェラーリ)
- ハース(フェラーリ)
- ウィリアムズ(メルセデス)
この5つのチームのうちどれかを選ぶと、ブレーキングポイントの中では、実在のドライバーが置き換わります。
例えば、アルファタウリを選ぶと、ガスリーとクビアトは消失し、ルーキーとベテランチームメイトに置き換わります。また、その他のチームの一人がバトラーに置き換わります。
あくまでもブレーキングポイントのモード内のみでの話なので、キャリアモードを始めとする他のモードでは消失していません。安心してください。
3年(実質2年)で繰り広げられる
ブレーキングポイントは3年間のストーリーを凝縮したようなモードです。とはいっても、3年間ずっとレースをしているほど退屈なものではありません。
3年間は以下のような内訳になっています。
- F2(F1の下位カテゴリ)で最終戦のみ
- F1の2020シーズン
- F1の2021シーズン
ご覧の通り、1年目はF2で最終戦(わずか6周)を戦うのみで終わります。ですので、実質2年間のようなものです。
ルーキーはF2でチャンピオンをとってF1に昇格し、その後F1で2年間レースをします。
また、1・2年目はルーキーを操作し、3年目はベテランを操作します。
詳しいことは、プレイしてからのお楽しみです。
難易度は3つ
ブレーキングポイントを始めると、難易度を選ぶことになります。ノーマル・チャレンジ・ハードの選択肢があります。
難易度を選ぶ基準を私なりに考えてみました。
✔ノーマル
本当にレースゲームが初めての方向けです。アシストもフルじゃないとまともに走れないという方はノーマルがおすすめです。
✔チャレンジ
「F1公式ゲームはやったことないけど、グランツーリスモなどでレースゲームは多少やったことある」という方は、こちらがおすすめです。物足りなかったらハードに変更しましょう。
✔ハード
F1公式ゲームを毎年、あるいは数年おきに買っているという方なら余裕の難易度です。普段、アシストをオフでやっているという方は、ハードで始めて問題ないと思います。
参考までに、F1 EスポーツチャンピオンであるJarno Opmeer氏はハードに物足りなさを感じています。