ルイス・ハミルトン。現在のF1は彼に支配されていると言っても過言ではありません。
今回は、そんな輝かしいキャリアを持っている彼に焦点を当ててみましょう。
Lewis Hamilton
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努力家の鬼
イギリスが生んだ努力家です。
F1ドライバーは、人一倍努力している人がなれる職業ですが、彼はそれ以上に努力を重ねて、F1界でトップを走り続けているのです。
彼の努力を象徴するビフォーアフターをご紹介しましょう。
2011年からF1はピレリのタイヤになったのですが、その頃の彼は、タイヤを速攻でダメにするのが得意でした。
しかし、今や彼は、F1界でトップクラスのタイヤマネジメント能力を持っています。繰り返しになりますが、彼は本当に努力家です。
愛犬がいる
彼は40歳に近いですが、結婚はしていません。ガールフレンドの噂も最近は聞きません。
その代わりに、愛犬のロスコーがいます。彼はその犬を溺愛していて、度々、彼のインスタグラムに登場します。
ヴィーガンである
彼がヴィーガンなのは有名な話です。
スポーツ選手なのに、ヴィーガンになれるのは驚きです。
彼はヴィーガンになっていることについて、後悔はしていないとメディアで語っています。
これまでの決断の中で、食事を変えたことは二番目に良い決断なんだそうです。一番目はマクラーレンからメルセデスに移籍したことですね。
ちなみに、ロスコーに与える食事もヴィーガンに準じたものです。これに関しては賛否両論ありますが、彼いわく、それにしてからロスコーの調子が良くなったんだそうです。
黒人であるが故の苦労
F1の世界は白人が多いコミュニティです。そんな中、黒人である彼は、少なからず差別を受けてきました。
彼はそんな差別に動じず、自分を信じ続けた結果、最も成功したF1ドライバーになることができたのです。
とはいえ、彼が成功したからといって、人種差別がなくなるわけではありません。
2020年、アメリカでBLM運動が盛んになり、彼もじっとして居られなかったようです。
そこで、2020年シーズンからF1では、レース前に人種差別抗議の膝つきを行うことになりました。
世界で最も影響力のあるドライバーだからこそ、「沈黙してはいけない責任」を感じているのでしょう。