どのくらい行動を続ければ、定着するんだろう?
このような悩みを持つ方は多いと思います。
もっと具体的な例で言うと、以下のようなことですね。
- ジムを始めたが、なかなか定着しない
- 資格試験に向けて勉強するも、やる気が続かない
- 大人になってから読書を始めたが、習慣化しない
これらの悩みは「継続する力」が足りない状態と言えます。
しかし、それは自分の意思でなんとかなるものなのでしょうか?
この記事では、「行動は6ヶ月で完全に定着するのか」そして「継続する力は日が経つほど強固なものになる」について解説します。
行動は6ヶ月で完全に定着するのか?
結論から言うと、6ヶ月間、ほぼ毎日同じ行動をすることで、その行動は定着します。
しかし、なぜ6ヶ月なのでしょうか?
もっと少なくても定着するのではないかと思うかもしれません。
6ヶ月が重要な境目
ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士によれば、ある行動が習慣化するまでは平均で約66日であるとしています。2ヶ月と数日ということになりますね。
しかし、この約66日という数字をあまり信用しないでください。
なぜなら、私は2ヶ月続けた行動でも、始めてから半年後にはやめていることがあったからです。
したがって、最低でも6ヶ月間は同じ行動を続けられないと、その行動は定着していないと私は思っています。
継続する力は日が経つほど強固なものになる
継続できるか否かは、自分の意思がどれだけ強いかにかかっていると思っていませんか?
実は、ある時期を境に、自分の意思に頼らずとも継続できるときがやってきます。
それが、前述した6ヶ月という期間です。
6ヶ月を過ぎると、「もうこの行動を半年も続けているんだな。ということは、残りの半年もこの調子で頑張れそうだ」という意識が生まれます。
これが2ヶ月間だったらどうでしょう?1年の残りはあと10ヶ月も残っています。
そう考えると、たった2ヶ月間だけでは行動が定着するのに不十分だということが分かりますね。
継続するほど意識は低くなる
逆説的なことを言いますが、継続ができるほど、継続しているという意識は低くなります。
なぜなら、苦労が次第に成長や結果へと変わっていくからです。
新しいことを始めるとき、最初のうちは誰でも苦労したり、苦痛に思います。
しかし、エリートたちは自分の成長を日々実感していたり、楽しんでいるので、次第に継続しているという意識は薄くなっていきます。
極端な例ですが、私たちは呼吸をすることを「継続している」とは思っていませんよね?
呼吸することは当たり前のことで、でなければ死んでしまいます。エリートたちは、この呼吸の認識を自分の行動に自然と置き換えています。
仮にあなたがブログを極めたいのであれば、ブログ更新は当たり前のことで、でなければ死んでしまうという認識でOKです。
6ヶ月やり抜くための方法は?
6ヶ月続ければ定着するのは分かったけど、その6ヶ月の間はどうやってモチベーションを保つの?
これに関しては、詳しくまとめた記事がありますので、詳しくは「モチベーションを高く保つ方法【ストイックじゃなくても可】」をご覧ください。