モータースポーツの世界へようこそ!
でも、いざ足を踏み入れたとき、わからない横文字だらけで混乱してしまいますよね。
分かります。私も最初は混乱していました。
そんな入門者の方の為に、この記事ではわかりやすく説明したいと思います。
予備知識があると、モータースポーツを倍以上楽しめると思うので、ぜひ当ブログで身につけていってください。
オーバーテイクとは?
オーバーテイクとは、
前の車を後の車が追い越し、順位が入れ替わることを指します。
高速道路で追い越し車線から走行車線のクルマを抜くことと変わりありません。
ただ、サーキットは車線などないので、どこから抜いても構いません。
オーバーテイクの方法
サーキットでのオーバーテイクはマリオカートのように一筋縄ではいきません。
今回は基本的なオーバーテイク2つをご紹介します。
加速力・最高速度の違いによるオーバーテイク
これが一番メジャーなオーバーテイクの方法です。
サーキットのストレート(直線)で、クルマの性能差や空気抵抗の違いによって加速力や最高速度に差が生じます。
その結果オーバーテイクが起きるということです。
日本だと富士スピードウェイのホームストレートがよく観られる場所です。そこは1.5kmもの直線があるので、軽自動車とF1マシンが一緒に走ったとしたら、あっという間にオーバーテイクが起きますね。
ブレーキをギリギリまで我慢してオーバーテイク
普通の道路では絶対にやってはいけないことですが、モータースポーツの世界では日常茶飯事です。
ライバルよりどれだけブレーキを我慢できるかが、オーバーテイクできるかの鍵になります。そのため、止まりきれずにオーバーラン(コースアウト)してしまうこともしばしば。
このケースがよく観られるのは、目一杯ブレーキを踏まなければならない場所です。
0.1秒ブレーキを遅らせるだけで何十メートルと停止位置が変わる世界ですから、スピードが出ているストレートエンド(直線の終端)は必然的にブレーキの精度が問われます。
他にもオーバーテイクの方法はある
他にもスイッチラインやフェイントなど多種多様なオーバーテイクの方法がありますが、あまり詰め込みすぎても100%理解してもらえないと思うので、今回はこの辺で失礼します。
次回はスイッチラインについて解説します。