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もっと早くPNGからWebPに移行するべきだった

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画像サイズが大きすぎることによるWebページの読み込み速度の低下は多くのサイト管理者を悩ませているはずです。私は長い間PNGやJPEGの画像をこのブログで使用してきました。そのまま使用すると画像によっては5MBを超えるため使い物になりません。元の画像サイズが5MB近くあると軽量化してもせいぜい1MB程度に抑えるのが限界です。

私はWebPの存在を知っていましたが、画像の拡張子の変更がどれほどの軽量化をもたらすのか知りませんでしたし、何よりPNGやJPEGはWebPより知名度と親近感がありました。ところが数日前、私のブログにあるPNG画像のサイズが大きすぎることにうんざりし、WebP画像を試してみることにしました。その結果を共有し、あなたにとっての結論を出す手助けが出来れば幸いです。

WebPはまるでタイタニウムのよう

何よりも最初に伝えたいのはWebP画像が非常に軽量であるということです。例えるなら重くて見窄らしいスチールホイールから美しく軽量なタイタニウムホイールに変更したようなものです。WebP画像のみを使用したページはPorscheのように俊敏で軽やかになります。

WebPはPNGよりも画像を26%小さくする

GoogleによるとWebPはPNGに比べて画像を26%小さくすることができます。JPEGと比較すると25%から34%小さくなります。非可逆WebPを許容するのであればPNGよりも3倍も小さくなります。これらの数値は信じられないほど素晴らしく、サイト管理者として無視できません。

そしてGIF画像の時代は終わるかもしれません。なぜなら “animated WebP” が存在するからです。WebPはHarry Potterに出てくる新聞のように動く画像をサポートし、なおかつGIF画像よりもサイズが小さいというメリットを提供します。

品質よりもスピード

WebPが画像フォーマットとして軽量で優れているのは理解できますが、品質はどうでしょうか?これに関しては場合によって異なりますが、多くの人々はWebPとPNGを比較した場合に品質の違いを気づくことが出来ません。それは動物に詳しくない人々にラマとアルパカの違いを説明するよう求めるようなことです。

わずかな品質の低下を心配するよりも、WebP画像のおかげでページの読み込みスピードが速くなることに注目しましょう。そもそもWebP画像はWebサイトで表示される画像のために作られたフォーマットです。あなたがRAW画像を何よりも重視する写真家、もしくは読み込みに5分かかる高級ブランドのサイトの運営者でもない限り、WebP画像をサイトに載せることを躊躇する理由はありません。

利用率は少しずつ拡大している

WebP画像を使用しているサイトは少しずつ増加しています。“W3Techs.com” によると、2024年11月時点で世界中の全てのWebサイトのうち14.4%がWebP画像を使っています。依然としてPNGとJPEGは80%に近い普及率ですが、ほとんど横ばいです。明確な増加傾向があるのはWebPとSVGのみです。

これらの数値は一つのサイトが複数のフォーマットの数値に含まれていることを忘れないでください。私のブログのようにPNGとJPEG、WebPのハイブリッドになっているサイトもあります。PNGとJPEGの利用率の中にはWebPに完全移行したものの古いページは従来のフォーマットのままであるサイトが含まれている場合もあるでしょう。

WebPの欠点

WebPは全てのブラウザでサポートされているわけではありません。しかし世界中のインターネットユーザーのほとんどは問題なくWebP画像を閲覧できます。以下の主要なブラウザはWebPをサポートしているため、それほど憂慮すべき問題ではないでしょう。

  • Google Chrome
  • Safari
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • Opera

問題は一度編集したWebP画像を再編集することがPNGと比較して困難である点です。繰り返し編集が必要な文書として知られるのは企画書や学術論文です。これらは読み込みスピードが最も重視される文書ではないため、必要に応じてPNGやJPEGの画像を使用するべきです。つまり私が言いたいのはWeb上にある全ての画像をWebPに置き換える必要はなく、WebPの欠点が目立つ状況では他のフォーマットを選ぶべきだということです。

それはさておき

どういうわけか私のブログは中途半端な画像の表示サイズが設定されていました。原因は分かっています。私の未熟な感性がそのサイズにするようささやいたからです。デスクトップ向けに表示された画像はFeatured Imageよりもわずかに小さく、少し奇妙に見えましたが3年間サイトを運営してきて今さら変える気にはなりませんでした。

WebPの有用性に気づいたときこう思いました。私のブログの画像サイズを変更するのに今ほど適切なときはないと。私は画像の表示サイズをカスタムすることをやめて、表示サイズをLargeに統一することにしました。Full Sizeを無視した理由は不必要に大きいサイズだからです。

画像に関する設定を見直した当ブログをよろしくお願いします。WebPによる快適でストレスフリーな閲覧をお楽しみください。一部の記事を除き、古いページはPNGやJPEGのままです。全てをWebP画像に置き換えない理由は疲れるからです。置き換えることに時間を費やすよりも新しい記事を執筆することに時間を費やすほうが効果的です。そうですよね?