海外の人のプロフィールや名前を見てみると、カタカナの「ツ」が書かれていることはありませんか?
この「ツ」はどういう意味なんだろう?
今回は、この「ツ」が書かれている理由について解説します。
「ツ」を書いている理由
結論として、海外の一部の人々が「ツ」を書くのはおしゃれが理由です。
実は、この「ツ」に関しては日本語だと認識されていないことがほとんどです。では、その「ツ」の使われ方について説明します。
文字として認識しないと?
「ツ」というカタカナを、文字ではなく落書きだと思ってください。
すると、にっこりしている顔に見えてきませんか?
そうです。海外の人は、「ツ」を顔文字として使用していたのです。
「ツ」を使うことで差別化を図っている
英語圏にも顔文字は存在します。
顔を横に傾けたように表記します。例えば以下の通り。
:)→笑顔 ;)→ウインク :(→不満 XD→爆笑
しかし、わざわざ日本語の「ツ」を使うのは理由があるのでしょうか。
理由として、差別化が考えられます。
上記にある英語圏で一般的な顔文字は、1980年代からある使い古されたものです。しかし、日本語という外国語の文字で顔文字を作ることで、斬新さを演出できるのです。
そのため、今を生きる若い人が積極的に「ツ」を使用している印象です。
プロフィール以外であまり見ないのはなぜ?
「ツ」はよく見かけるけど、ツイートや投稿の本文に使用されているのはあまり見たことがないのはなぜ?
上記の疑問の通り、「ツ」をプロフィール以外で見ることがあまりありません。
これは、単にキーボードで出てこないからでしょう。
スマホにしろ、PCにしろ、世界中で日本語キーボードを打てるように設定している人はそう多くありません。
インターネット上の日本語の割合
speakt.comによると、2021年にインターネットを利用したユーザーの中で、日本語を使用した人は世界で3%であることが分かりました。
たった3%ですので、「ツ」をキーボードで打ち込むには、苦労する人のほうが多いことになります。そのため、コピペして日本語だと知らずに使っている人が多いでしょう。