ウクライナといえば、旧ソ連国です。
言語もロシア語に近いウクライナ語が話されています。
そんなウクライナでは、英語がどのくらい通用するのでしょうか?
ウクライナで英語はどのくらい通じるのか?
結論として、ウクライナで英語はほとんど通じないと言って良いでしょう。
残念ながら、ウクライナの成人のほとんどは、英語をほとんど話せないか、理解することができないレベルです。
英語力は日本より少し高い程度
各国の英語能力を数値化したEF EPIのランキングによると、ウクライナは44位、日本は55位となっています。(2020年)
10位近くの差がありますが、38位には中国、32位には韓国がランクインしていることから、ウクライナの英語力は日本と大差ないと言えます。
英語を話せる人は貴重
ウクライナ人の体験談によると、政府機関に属する人間でも、英語を話せる人は貴重なんだそうです。
したがって、英語というスキルを持ってウクライナを訪れるのはチャンスかもしれません。なぜなら、ウクライナでは英語を話せる人が必要とされているからです。
住みながら学ぶ
ウクライナにも英語学校は存在し、そこで学びながらウクライナに住むのも選択肢の一つです。ウクライナは物価が安いので、日本で英語を学ぶよりも断然コスパは良いですね。ただし、日本語の手助けは一切ありません。
また、ウクライナの大学で学ぶことも可能です。英語のついでに、ウクライナ語やロシア語も外国人向けに受講できるようになっている大学もあるので、「スラヴ語圏に長く滞在したい」という方にとっては、かなり魅力的なのではないでしょうか?
ウクライナに行く前にどうするべきか
もしあなたがウクライナに行くことを検討しているのなら、事前に準備しておくべきことがあります。
それは、簡単なロシア語を学んでおくということです。
あなたの英語力に関わらず、ウクライナでは基本英語が通じませんので、最低限生きていくために必要なロシア語は学んでおきましょう。
なぜウクライナ語ではなくロシア語なのかと言うと、ウクライナの首都キエフなどでは未だにロシア語が話されているからです。彼らはウクライナ語も話すことができますが、日常生活ではロシア語が主流です。
ウクライナはウクライナ語が母語としつつも、実際はロシアの文化から抜けきれていないのが実情です。