日本人が英語学習で行き詰まったり、発音がうまくならない理由は
日本語で考えようとしているからです。
英語を上手くなるには、英語脳を構築すべきです。
では、英語脳をつくるにはどうすれば良いのか解説していきます。
どうすれば英語脳ができるか
英語脳を身につけるとは、英語ネイティブと同じ思考回路を持つということです。
そのために必要なことを順を追って解説します。
Step1:英語圏で生まれた赤ちゃんになりきる
頭おかしいと思われるかもしれませんが、私は至って真面目です。
英語圏で生まれた赤ちゃんは、当然ながら英語をたくさん聞いて成長します。しかし、私たち日本人の多くは、日本語しか話されない環境で育ちます。
英語がうまくならないのは、英語が話されている環境にいないからです。
であれば、英語を普段から聞く必要があります。
なんだ。結局、留学しなきゃいけないの?
安心してください。日本にいたとしても、今はYouTubeで英語の動画が溢れるほどある時代ですから、彼らの動画を視聴すれば良いのです。
YouTubeに限らず、Netflix・Prime Videoなど、英語の動画を視聴する手段は腐るほどあります。
そのとき、英語を完璧に理解しようとしなくて良いです。
なぜなら、あなたはまだ赤ちゃんだからです。ひたすらに英語を聴き続けてください。
Step2:聞こえてきた英語を声に出してみる
散々英語を聞いて、意味はわからずとも耳が英語に慣れてきたら、今度は聞こえてきた英語を無理のない範囲で真似してみましょう。
このとき、極力字幕は読まないようにしてください。
理由は、文字を読むことに夢中になって、カタカナ英語になってしまう恐れがあるからです。
とにかく、耳や目に入ってきた情報を声で返すことを意識してください。
そして、英語を話している人の口元をよく見てください。見えづらい場合は、YouTubeで”english pronunciation”と検索すると良いでしょう。
英語のネイティブを真似するのが一番です。
Step3:独り言を英語で言う習慣をつける
家族がいたとして、家族内の会話を英語に統一することを理解してくれるケースは稀だと思いますので、せめて独り言だけでも英語で言ってみましょう。
例えば、「風呂に入る」だとか、「買い物に行く」だとか、日常で使うような簡単な英語表現を覚えて、アウトプットしていきましょう。
決して日本語から英語に翻訳して考えてはだめですよ。英語は文単位で使える表現を覚えると良いです。
簡単な英語を瞬時に口に出せるようになると
ここから英語力をアップさせるには、ネイティブと直接コミュニケーションをとることが必要になってきます。
また、英語を英語で理解するために、英英辞典や、全て英語で説明された参考書を購入されると良いでしょう。
赤ちゃんだった人が学校に通い出す時期です。
ここまで、全てに共通していることですが、できるだけ日本語は排除してください。
学びたい言語を学ぶのに、別の言語を混ぜるのは合理的ではありません。多少遠回りしても、英語のみで英語を学ぶべきです。
人間は、全く意味が理解できない状態から、言語をスムースに話せるようになれるようできています。
たとえあなたが何歳でも、「英語圏の赤ちゃん」になるのに遅すぎることはありません。
あなたの英語力が飛躍的に向上することを願っています。