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Paramoreのベストアルバムを決めよう

AMERICAS

Paramoreの全てのアルバムの中で最も優れたアルバムはどれでしょうか?このような質問に答えるのは簡単ではありません。なぜなら彼らのアルバムには誰もが認める駄作がありませんし、音楽の評価は常に主観的な意見が含まれるからです。とはいえ私は一人のParamoreファンとして記事を執筆することに決めました。それによってParamoreをよく知らない人々が新しく彼らの魅力に気づくきっかけになるかもしれません。

この記事では最低から最高までParamoreの全てのアルバムをランク付けし、彼らのアルバムがいかに優れているか振り返ります。あなたが彼らをどれだけ愛しているかに関わらず、楽しんでいただけると幸いです。

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6. Paramore (2013)

このアルバムは “Self-Titled” とも呼ばれ、バンド名がそのままアルバムの名前になっています。誤解がないように言っておきますが、このアルバムが最も低い順位なのは私自身がランク付けしたのにも関わらず理解できませんでした。“Part II”, “Daydreaming”, “Fast in My Car” のようなお気に入りの曲が含まれていますし、よく知られた“Ain’t It Fun” と“Still Into You” もあります。

このアルバムが望まない順位になった理由は曲の数が多すぎることでしょう。全部で17の曲があり、それほど気に入らなかった曲もあるため、アルバムの後半に差し掛かると少し退屈になってきます。それほど悪い曲が集まっているわけではありませんが、曲の数が多いことでどれもお気に入りの曲だと言いづらくなっています。

さらにParamoreの欠かせない存在であるドラマーのZac Farroがこの時期にバンドを去っている事実も私にとってこのアルバムを悲しいものにさせています。意外なことにParamoreのディスコグラフィの中で唯一Zacが関与していないアルバムなのです。

5. Riot! (2007)

“Riot!” はアメリカの音楽産業におけるポップパンクの象徴と言えるアルバムです。女性のリードシンガーがいるロックバンドとしてParamore以上に目立つ存在が他にいたでしょうか?彼らが音楽産業で地位を築き始めたのはこの頃で、有名な曲がたくさんあります。アルバム全体を聴くと少し一貫性に欠けるように感じますが、全ての曲は洗練されています。

“Let the Flames Begin” は間違いなく私のお気に入りです。人生で神経質になるイベントの前に聴くのに適しています。興味深い事実として、その曲がなければ続編である “Part II” が作られることはありませんでした。Hayleyが感傷的に叫ぶ “Hallelujah” は一度聴いてみる価値があります。

4. This Is Why (2023)

このアルバムはParamoreにとってポップパンクが中心の時代は終わったことを意味しています。彼らが “Liar” のようなインディ寄りのサウンドを作りはじめたことは注目に値します。時代に調和しているように見えますが、だからといって彼らのアイデンティティが失われているわけではありません。昔のアルバムと比べて騒がしさは控えめになりました。より大人らしく、美しく成長しています。

“Re: This Is Why” のことも忘れるべきではありません。私はオリジナルと同じかそれ以上に愛しています。特に気に入っているのは “C’est Comme Ça (Re: Wet Leg)”“You First (Re: Remi Wolf)” です。どちらも強いリミックスによって、もはや別の曲のように聞こえます。楽しい音の連続により私の脳はそのことでいっぱいです。

3. After Laughter (2017)

2017年にParamoreは異なる方向に舵を切ることに決めました。重いギターや激しいドラムのサウンドを控えめにして、不安や憂鬱を抱えた複雑な心を表現するためにシンセポップの要素を取り入れました。この変化は快く受け入れることができます。なぜなら私の心は “After Laughter” のようなものだからです。

“Told You So” のギターは本当に良い仕事をしていると思います。もしあなたが自暴自棄になっているのなら “Caught in the Middle” を聴いてください。もれなくあなたの心に追い打ちをかけるはずです。冗談はともかく、この曲には以下のような衝撃的で残酷な歌詞が含まれています。

No, I don’t need no help
I can sabotage me by myself

いや、助けなんていらない
自分で自分を壊せるから

2. All We Know Is Falling (2005)

恐らくこのアルバムが高い順位にあることは物議を醸すでしょう。Paramoreにとっての記念すべきデビューアルバムであり、決して完成度が低いわけではありません。キャリア黎明期の粗さは確かに感じられますが、プロダクションの技術的な側面とは異なる彼らの情熱があります。さらにそれは秩序なく耳の中を駆け回るのではなく、変化に富んでいて飽きることがありません。

恐らくParamoreが他のポップパンクバンドよりも商業的に成功した理由はそれです。ポップパンクの曲のみで構成されたアルバムでも繰り返しが少なく、アルバム全体を36分間再生した場合でも正気を失うことはありません。これは言うまでもなく彼らの才能です。

“Conspiracy” は絶対に聴くべきです。Hayleyがまだ13歳のときに書いた曲ですが、間違いなく過小評価されています。このような優れた曲が低い知名度のままでいることは受け入れられません。すごくキャッチーで、私はギターのリフが止まる瞬間の虜です。

1. Brand New Eyes (2009)

“Brand New Eyes” はParamoreがバンドとして不安定な時期にリリースされたアルバムです。この14ヶ月後にJoshとZacのFarro兄弟がParamoreを去りました。これは不確かなジンクスに過ぎませんが、皮肉なことにバンドの間で緊張関係があると優れたアルバムが生まれがちです。彼らにとって3つめのアルバムであるため、洗練されたロックアルバムを作れたのは必然だったかもしれません。

このアルバムは最高傑作です。壮大で重苦しく、激しさと儚さのコントラストはため息がつくほど美しいです。Amazonで Brand New Eyes を注文しました。また、いつでも聴けるようにApple Musicの私のライブラリに保存されています。なぜなら私はこのアルバムと生涯を共にすると決めたからです。

“Brick by Boring Brick” はエネルギッシュなサウンドが印象的ですが、歌詞には現実から逃れてもいずれ破綻するという暗い意味があるのが気に入っています。まさに私に向けた曲のようです。“All I Wanted” はHayleyの情熱と向き合うことができます。穏やかで美しいイントロが始まり、コーラスではボーカルの声帯を犠牲にした力強い叫びに応えるようにギターとドラムが反応します。