英語の次に学ぶ外国語は何にしようかな?
かっこいいヨーロッパ系にしたいな。
そのなかで実用的な言語といったら、
スペイン語とフランス語があるけど、
どっちが良いんだろう??
今回はこういった疑問に答えます。
自分に合った第二外国語の決め方
最初に、自分にとって合う第二外国語を見極める方法を提示します。
基本的にこの3つの要素を考えてください。
- なるべく英語か日本語に似た言語を選ぶ(挫折しないために)
- その言語の実用性・将来性を考える
- 直感で好きな方を選ぶ
結論
私が導き出した答えは、フランス語です。
これには3つほど理由があります。
フランス語に決めた理由
- その①:英語の語彙と非常に似ている
- その②:フランス語圏の経済成長を見込める
- その③:フランス人講師だとモチベーションが上がる
では、この3つの理由について詳しく説明します。
その①:英語の語彙と非常に似ている
現在最もよく使われている英単語1万語のうち、なんと29%がフランス語からきているというデータがあります。
1066年にフランス語を使うノルマン人が英国を征服した影響で、英語には多くのフランス語の語彙が取り入れられるようになりました。
そして、フランス語を学べば、英語を学ぶことにも繋がります。
なぜなら、英語の上級単語≒フランス語の初級単語になるからです。
フランス語を学んでいる間に英語の上級単語を学べるのは、素晴らしく効率的ですよね。
したがって、英語がまだ完璧には程遠いという方でも、フランス語を息抜きに学習しても全然アリです。
「でも、スペイン語だって英語と似た語彙があるんじゃないの?」と思った方もいるでしょう。
その通りです。英語はスペイン語由来の語彙も含んでいます。しかし、スペイン語はフランス語のように、そのまま英語の上級単語になるといった事例は少ないです。スペイン語とフランス語の語彙は似ていますが、スペイン語と英語は間にフランス語という仲介者がいるので、スペイン語よりはフランス語のほうが英語に近いです。
その②:フランス語圏の経済成長を見込める
↑フランス語圏の分布
上記の地図のように、フランス語圏は西アフリカを中心に広く分布しています。言うまでもないかもしれませんが、かつてフランスが植民地にしていた影響です。
このようなニュースがありました。
↑2000~2017年のGDP成長率の推移
このアフリカ大陸は、将来急速に経済成長する可能性が高い有望株です。アフリカでビジネスを始めたい方はフランス語を学んでおいて損はないですよ。
「だったら南米のほうが経済発展しているし、スペイン語のほうが役に立ちそう」と突っ込まれるかもしれません。
たしかに現在の南米は経済発展が著しいですし、それは否定できません。しかし、30年後に同じような経済成長率であるかといえば、信じがたいです。
世界の国々は繁栄と衰退を繰り返してきました。しかし、アフリカだけはその周期から未だに取り残されています。次なる繁栄の主はアフリカ大陸にあると私は考えています。
その③:フランス人講師だとモチベーションが上がる
これは完全なる主観なのですが、フランス人のおっとりした雰囲気がたまらなく好きなのです。もちろん、すべてのフランス人に当てはまるわけではありません。
しかし、スペイン人は陽気で基本テンション高めで、嫌いというわけではないのですが、「長時間話を聞いていると疲れる…」といったのが正直な感想です。
日本人からしたら、フランス人と話すほうが波長が合うのかもしれません。ただ、こればっかりは完全なる私の主観なので、ご参考までにどうぞ。
その言語を話す人々を観察し、より好感を持った方の言語を最初に学ぶというのも、一判断基準として良いかもしれません。
よく国際恋愛で、好きになった人が話す言語は早く習得できるといいますが、その言語に対して良いイメージを持っているからこそ、モチベーションが上がりますし、早く習得できるのです。
まとめ
- 英語の上級単語≒フランス語の初級単語になる
- アフリカのフランス語圏は急速に経済成長する可能性が高い
- 好感を持った方の言語を先に学ぶ
自分にあった第二外国語は見つかりましたか?
このブログを通して、フランス語の魅力について少しでも理解していただけたら幸いです。