インターネットが世間に普及する前、情報を発信するインフルエンサーはマスメディアに限られていました。
しかし、今やインターネットは人々に欠かせない情報ツールの一つで、誰でもインフルエンサーになることが可能です。
今回は、情報社会がこれからどのように変化するのかお話しましょう。
個人が活躍する時代へ
昔というか、現在もそうですが、情報を収集する手段はメディアや企業が主流です。
例えば、家電の操作方法を知りたいときは、その家電を売っている企業のサイトをみたりしますよね。(PDFの説明書など)
しかし、今後は、個人のサイトが重要とされる時代になると思います。
サイトに限らず、SNSもそうですね。
個人の情報が重視される理由とは
企業などのサイトは基本的に、自社の有利になることしか紹介しません。
一方で、個人的なサイトは、A社、B社のメリット・デメリットを遠慮なく比較できます。
すると、消費者は個人的なサイトを信用するようになります。
これが個人の情報が重視される理由ですね。
個人で発信する方が儲かる時代に
上記の理由により、企業は個人のサイトやSNSに紹介してもらうマーケティングが主流になるでしょう。
YouTuberなどは、企業の案件がたくさんありますよね。
それくらい、個人の影響力は大きくなっているのです。
案件は信用されないのでは?
案件をこなしてる個人はいかにも金儲けのためにやってる感じがして、信用できないな。
その通りですね。ただ金儲けのためだけに企業に好まれるような案件をこなしている方は、消費者からの信用を失います。
ただ、そういった方が自滅していくだけであって、企業への忖度なしに商品を紹介できる個人は今後も儲けられると思いますよ。
テレビ業界は滅んでいく
テレビ業界は企業への忖度がたくさんあります。
例えば、CMの企業のライバル社が写っていた場合、モザイクをつけるなど、かなり表現に制約がありますよね。
CM自体も、子供がビールのCMを見たって、飲めないですし買えないです。
顧客に適したコマーシャルを提供するには、個人のサイトや、SNSがやはり適しているのです。
マーケティングのリソースを個人に当てた企業が増え、テレビ業界は財政難になります。
こうしてテレビ業界は滅んでいくのです。
それが具体的にいつになるかは分かりませんが、そう遠くない未来でしょう。