第二次世界大戦から70年以上経った今、未だに徴兵制度を取り入れている国があります。
それらの国は、どんな国なのでしょうか?
徴兵制度がある国
徴兵制度がある、主な国は以下のとおりです。
- ロシア
- スイス
- イスラエル
- 韓国
- シンガポール
- 北朝鮮
- オーストリア
- マレーシア
- タイ
徴兵制のメリットとは?
徴兵制のメリットとは、兵士の数を一定数確保できることです。
治安が安定しない国や、周辺国と緊張状態が続いている国では、兵士としてすぐに動員できる人員を確保しなくてはなりません。
徴兵制を採用している国では、有事の際に現役兵士ではなくても、兵士の経験がある人員を動員できます。
徴兵制のデメリットとは?
徴兵制の国では、「望んでいないのに入隊した人」が多いので、兵士の質が悪くなってしまいます。
そのような士気の低い兵士がいると、周りの兵士にまで影響を与えます。腐ったみかんのように、その軍隊はどんどん質が低くなります。
✔貴重な若者の時間を奪う
一般に徴兵される若者の年齢は、18歳からの国が多いです。
18歳といえば、日本だと高校を卒業する歳です。身体や脳のパフォーマンスが最も高い貴重な時期を、入隊によって潰してしまうのはもったいないでしょう。
徴兵制度によって「人材潰し」が起きた場合、国家にとって大きなマイナスになります。なぜなら、国家は多額の費用をあてているのにも関わらず、国家にとっての利益となる人材が育たないからです。